このページの先頭です

当サイトについて

コラム一覧 マイニングの報酬額が半減する【半減期】が存在する理由

マイニングの報酬額が半減する【半減期】が存在する理由

75view

2018.01.19

暗号通貨の半減期とは

法定通貨と暗号通貨の発行方法の違い

基軸通貨であるドルはアメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備制度)理事会が管理しており、その傘下にある12の地区の連邦準備銀行が発行しています。同じように日本円も日本銀行が発行しています。

これら法定通貨の発行量は景気の状態や政策によって増減し、過度なインフレやデフレにならないように需給バランスに合わせて流通量がコントロールされています。

一方、ビットコインやイーサリアムなどの暗号通貨は通貨の発行上限があらかじめ決められています。また暗号通貨を管理している組織は存在しないので、チャートで通貨の価格を確認しながら通貨の需給バランスをコントロールすることもできません。

その代わりビットコインには、約4年ごとに発行量が半減するなどの細かい決まりが設けられています。

ビットコインの発行方法

ビットコインはマイニングにより、およそ10分に一度ブロックが形成され、その度にコインが発行される仕組みになっています。マイニングによる報酬は21万ブロックごとに半減していき、6,929,999番目のブロックがマイニング報酬の発生する最後のブロックと決められています。ビットコインが誕生した当初、新しい通貨は10分ごとに50BTCずつ発行されていました。

その後2012年11月28日に一度目の半減期を迎えて、報酬(新規発行量)は25BTCに減額され、さらに2016年7月9日に二度目の半減期を迎えて、報酬も12.5BTCに変更されています。ブロックが生成される速度は、マイニングを行うパソコンの能力やマイニング難易度によって変わってきます。

2017年12月6日頃ビットコインの難易度調整が行われ、およそ18%も難易度が引き上げられました。このようにしてブロック形成のタイミングも微妙に調整され続けています。

半減期が存在する理由

暗号通貨は金や石油と同じように上限があらかじめ決められています。

通貨が誕生して間もないうちは、流通を安定させるために多めに発行していき、その後は緩やかに発行量を減少させていくことで急激なインフレーション(通貨膨張)やデフレーション(物価収縮)を起こさせないように計算されています。

例えば急激にマイニング報酬を減らして通貨の発行量を減らしてしまうと、通貨の価値が一気に上がりデフレーションを招いてしまう危険があります。

この危険を回避させるため、あらかじめ決まった周期で半減期を作り、流通量をコントロールしています。

他の暗号通貨の半減期

現在、世界中には1000を超える暗号通貨が存在し半減期がわからない仮想通貨も大量にあります。またリップルやネムなどは発行上限が決められていないのでマイニングの報酬を調整したり、発行量をコントロールする必要がありません。

しかし現在時価総額ランキング2位のイーサリアムやイーサリアムから分裂したイーサリアムクラシックなどの通貨にはビットコインと同じように半減期が存在します。

半減期が与える影響

これまで二度の半減期を迎えたビットコインの価格をチャートで確認していくと、一度目の半減期2012年11月28日前後には1BTC1,000円程度で推移していた価格が、半減期を挟んで値動きが荒くなり、その1カ月後の12月末は1,200円前後、2カ月後の1月末は2,000円前後、3カ月後の2月末には4,000円前後と、半減期前と比較して価格が大きく変化しました。

二度目の半減期2016年7月初旬1BTC約5万円だった価格も、2016年12月には10万円を超える価格となっています。この時も半減期前と比較すると半減期後の価格は高騰しています。

投資のタイミングがわからないという初心者の人は、過去二度の価格の推移を参考にしながら半減期を狙って通貨を購入してみるのもいいでしょう。

また半減期を迎える通貨に合わせて複数の取引所に口座を開設して、それぞれのウォレットで管理していく方法もありますが、投資に不慣れな初心者の場合は、あらかじめ取扱銘柄の多い取引所で口座を開設し、少ない数のウォレットで管理していくことをおすすめします。

このコラムが気に入ったら
ぜひ「いいね!」をお願いします♪

みんなに役立つ情報をお届けします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

あわせて読みたい関連コラム

掲載中のコラムを見る